1980年10月12日
私が産まれた日のこと 覚えてますか?
3050gの小さな私を抱っこしたとき
どんな気持ちでしたか?
パパ ママ
こんな風にあらたまって呼ぶのは
なんだかてれくさくて、くすぐったい感じです。
小さい頃からパパは とってもきびしくて
口数も少なくて なんとなく 近づきにくい人でした。
苦手な勉強を教えてもらう時は 必ず泣きながら・・・。
何でも出来るまでは終わりにしてもらえなかったよね。
そんなきびしいパパだけど
小さいときの写真を見ているときに 気がつきました。
いろんな所につれて行ってもらってたんだなぁって。
照れやなパパだから 気持ちをうまく言葉にできないけど
パパにそっくりな私は、実は パパの気持ちをよくわかっています。
本当は 誰よりも家族のことを一番に考えてくれていたんだよね。
ママは林家の太陽みたいな人でした。
ママが笑っているとお家の中がぱぁっと明るくなります。
その笑顔を私もちゃんと受け継いでいるんだなぁと思うよ。
私にとって一番の相談相手でもあり
お料理上手で気が利く理想の奥さんでもあるママ。
ちょっぴり泣き虫で弱虫なところもあるから私が近くにいなくなって少し心配・・・。
でも 離れて淋しくて泣いちゃいそうなのは、本当は私の方なのかもしれません。
大人になって気がつきました。
結婚が決まってから気がつきました。
何気なく過ごしてきた毎日が どんなに幸せだったのか。
今までなかなか言えなかったけど、今日こそは言わせてね。
あの日 子供だった私も
そして 今日 あたらしい一歩を踏み出す私も
ずっとかわらず パパとママが大好きです。
ずっとかわらず パパとママの娘です。
二人の娘で 本当によかったです。
ありがとう。
この手紙の例文は、書き出しと最後の締めの文章は手紙の書き方の定番ですね。少しご自分にあった文章に変更すればOKです。頑張ってくださいね。