お父さんお母さんお姉さんへの手紙
家族一人ひとりへの思い出とエピソードが家族間の暖かさと絆、尊敬が伺える手紙になってます。書き方も家族の順番で書かずに今思ったことを書いていくのもリアルで新鮮な書き方です。
結婚しても何が変わるというわけではないけど、日頃言えないこととか、思いついたことをまとめて書きます。
かれこれ29歳。小学校の頃は一日経つのも長く感じていて、大人に本当になるのだろうかと思っていたけど、もうこんな年。
そして、ついに結婚なんだなと感じています。ほんと不思議だよね。
自分の最初の記憶は第一アパートにいたころかな。
階段の前でお母さんに「今日って僕の誕生日だっけ?」って質問している自分、
YMCAで走りまわっている自分、ぐらいかな。その前はあんまり覚えていないな。
お姉さんと鮮明なのは茨城に引っ越してからよく、お姉さんの部屋で話していた。
自分はベッドによりかかって、お姉さんは椅子に座っての配置。
内容はあんまり覚えていないけど、楽しかった思い出がある。
小さい頃はおじさんがよく漫画の話とかちょっかいを出してくれて、おじさんが父親だったら楽しいのにと思ったこともあったけど、年をとると共にお父さんが好きになってきた気がする。高校卒業してからくらいかな。特に。
やっぱり自分と似ている点が多いと感じている。
口数は少ないけど、お父さんといるのは居心地がいい。
勉強熱心な点とか、尊敬できる。
お母さんには特に愛情を感じる。無上の愛情。
大学時代は二人で暮らしていたようなものだけど、ご飯は格別に美味しかった。
コンビニ外食が多くなった今では、家の味が一番美味しい。
何にしても自分を一番に考えてくれる。
愛されているんだなと感じることは多々あるよ。
お母さんの社交性が自分にもあったらなと羨ましく思うこともある。
お姉さんにはいろいろひどいことを言ったこともあるな。
中学高校時代「また学校休んでるの?」とか、
「根性が足りない」とかいろいろ言ったかもしれない。
あまり状況が理解できていない中、配慮が足りなかったところを謝りたい。
ただ、ただ一人の姉弟であるから、やっぱりお姉さんがいなければ自分の存在はない。お姉さんあっての自分であると思う。特に小さいころは頼りになった。
最近はペットも家族の一員ですね。ペットとの思い出を書くのも家族共通の話題として思い出されますね。
メイが家に来たのは日立に引っ越してからすぐ。
特に猫を買うなんて聞かされてなかったけど、いきなり買うからって言われて
小さい猫がうちに来たのを覚えている。あの頃は小さかったのにね、今では。笑)
お母さんは最初悲鳴をあげながら怖がってたけど、今となってはなくてはならない存在だよね!
クーは水戸にいる時に来たね。
トイレの前に週に一回くらい開放させてあげてたよね。
紐をぶら下げでクーに噛ませて、紐を持ち上げ、クーを宙ぶらりんに。。
可哀想なことをしてたね(笑)
水戸の新しい家ではトイレの前とは言はず。一階全体を解放。
「クック、クック」いいながら走りまわっていた。すぐ疲れてペタってなってたよね。
小さいころはいろんなところへ連れて行ってもらった。
山登り、三井グリーンランド、ハウステンボス、
グリーンランドでは背が足りなくて何度かジエットコースター乗れなくて半べそかいていた気がする。
グリーンランド行ったときのお弁当は近くの弁当屋のカレー弁当で、かなり美味しかったな。
半べそといえば幼稚園の頃、お母さんが迎えきてくれるんだけど、迎えが遅くていつも自分は最後の方。
捨てられたんじゃないかって、よくお母さん迎えにくる前に泣いてたの知ってる?
あの頃はたぶんいろいろ忙しかったんだよね。
小さい頃は健康のために基本的には外食もなかったし、お菓子も自然農法のもの、コンビニ弁当もだめだったよね。ゲームも小学校低学年までだめ。
欲しいおもちゃもあまり買ってもらえなかった気がする。
あの時は本当にマック食べたかったし、ドラゴンボールのカードも欲しかったんだよ。
自分の子供には健康にはもちろん配慮するけど、もう少し甘く育てそう(笑)
大学時代くらいからは特に親の有り難みを感じている。
高校私立→大学私立、しかも大学では法政に入学金を払ってもらっているし(笑)お金かけてもらって申し訳ない。
社会人になってからは還元しようと思っていたけど、あまり出来ず。。今後期待していて(笑)
もう29歳、社会人6年目、もうそろそろ立派な大人だね。
結婚して自分も育てられたような家庭を作ろうと思う。
美穂を幸せにして、自分と似たような子供が生まれて、お父さんお母さんがおじいちゃんおばあちゃんになって、お姉さんがおばちゃんになって。
いろいろこれからあると思うけど、いつまで経っても自分のお父さんはお父さん、
お母さんはお母さん、お姉さんはお姉さん。これは変わらないわけで。
社会人になった時に経済的には自立したけど、これからは家族を持つことになるのでこれまで以上に頑張ります。
29年間愛情を注いでくれてありがとう。
これからもよろしく。
両親への手紙で悩んでいる方、両親宛てだけでなく、兄弟、親戚、従兄弟、ペットなどとの思い出を箇条書きに出してみて、少しずつ繋げて文章にしていくと思った以上に簡単に出来るかもしれません。手紙の例文など参考にしながら作り上げてください。綺麗にまとまった文章よりそのときの情景が蘇ってくるような手紙をぜひ差し上げてください。